「コロイドの物理学」

-表面,界面,膜面の熱統計力学-

S. A. サフラン 著  好村滋行 訳

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  • 目次


      1.混合物と界面

      2.界面張力

      3.界面のゆらぎ

      4.界面のぬれ

      5.固い界面間の相互作用

      6.柔らかい界面(流体膜)

      7.コロイド分散系

      8.自己会合する界面

    「コロイド」という言葉はもともと固体でも液体でもない物質の総称として生まれ,現代物理学における「ソフトマター」や「複雑流体」につながる重要な概念を含んでいる。

    本書はコロイド系の巨視的な性質に着目し,今まで「コロイド科学」として扱われてきた内容を,熱統計力学の立場から新たに捉え直した世界的にユニークな書であ る。

    熱統計力学や流体力学の復習から始めて,界面張力,ラフニング転移,ぬれ,界面間の相互作用,膜弾性,自己会合などの問題を扱う。物理,化学,物理化学,生物物 理,物質科学などを専門とする学部3,4年から大学院以上の学生などを対象とする。

    [主要目次]

    混合物と界面/界面張力/界面のゆらぎ/界面のぬれ/固い界面間の相互作用/柔らかい界面(流体膜)/コロイド分散系/自己会合する界面

    ISBN 978-4-8427-0294-0

    定価 (本体5,600円+税)



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